スピネル は和名を「尖晶石」といいます。
その語源はラテン語の「spina尖った先端」に由来するといわれています。
スピネル は本来無色透明ですが、クロム、亜鉛、マンガンなどの成分によって様々な色を発色します。
「純真」という石言葉があるように、純粋な気持ちでいろいろな物事を見ることができるようになります。
色によってある程度のエネルギーの質の違いはありますが、
共通するのが、強力なエネルギーの活性と願望実現の為の自分自身の軸の強化です。
願望に対しての否定的な感情を取り除いて、実現を確信して進む強さをもたらしてくれます。
また生活習慣の改善にも効果を発揮するので、ダイエットや禁煙などのサポートをしてくれます。
グリーンスピネル は風邪や病の治療に効果があるとして使用されてきました。
身体的には、気力を高めて、免疫力を高めてくれます。
グリーンスピネル は何か今までとは違った事にチャレンジしたいときや、
諦めていた事を再度やろうとするときに、前に向けて進む力を与えてくれます。
そして人間関係の改善にも効果を発揮します。
グリーンスピネル のフレッシュなグリーンは、
思考をクリアーで明晰にして、潜在能力を引き出してくれます。
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スピネルには他にもいろんな色がありますが、
ルビーやサファイアと同じ場所から産出されることから、
間違って取り扱われることもあったそうです。
一番有名なのは、英国王室の王冠にはめ込まれている「黒太子のルビー」です。
14世紀のエドワード3世の皇太子は
黒い甲冑を身にまとっていたことから「黒太子」と呼ばれていました。
1367年に黒太子はスペインの中央に位置する
カスティーリャ王国の国王である、ドン・ペドロの窮地から救い出しました。
ドン・ペドロは内戦で王位を奪われようとしているところだったのです。
それを黒太子に救われて国王の座を守り通しました。
その時にドン・ペドロが感謝の気持ちを込めて黒太子に送ったのが、
50×40mm 170カラットの「ルビー」でした。
その後、このルビーは「黒太子のルビー」と呼ばれるようになり、
英国王室に受け継がれて守護石をなりました。
時代は移り変わって19世紀に入ると、
「黒太子のルビー」は歴代の国王の王冠に飾られるようになります。
その時によってつける位置は変わりますが、
今のエリザベス女王戴冠の時にはカリナンⅡの上に配置されました。
このように由緒正しく、ルビーとして扱われてきましたが、
実のところはこの「黒太子のルビー」は、スピネルだったんですね^^;
スピネルだと分かった今でも、「黒太子のルビー」と言われて続けているのですが。。。
いまさら変えられないんでしょうね。
■グリーンスピネルの浄化方法
クラスター・・・○
セージ・・・○
月光浴・・・○
日光浴・・・×
流水・・・○
■モース硬度
8.0
■今日のつぶやき
今までと違う何かをしようとしたとき
眠っていた可能性が目覚める